ライブ用に使っているヤマハのエレアコにサウンドホールカバーが付属しています。
実際にどのくらい消音効果があるのか検証してみました。
目次
ざっくりとした流れです。
サウンドホールカバー
ゴムで出来ていて当たり前ですがヤマハエレアコのサウンドホールにきっちりはまります。
アーティストのライブでつけているのを見たことがあります。
注意点
高級なアコースティックギターにはゴムの影響を受けやすいラッカー塗装がされています。
ギター塗装部がはげてしまうことがあるとのことで注意が必要とのことでした。
サウンドホールカバー装着方法
アコースティックギターの弦をはずさなくても装着できます。
ダルダルになるまで弦を緩めてからつけると弦が切れなくて済みます。
消音効果検証方法
アコースティックギターそのままの音量とサウンドホールカバーを付けた状態で同じフレーズを弾いて検証してみました。
練習時にいつも使っているZOOM H1というハンディレコーダーで録音しました。
録音レベルもまったく同じ設定で録音しました。
ギターの角度、ギターからZOOM H1までの距離も同様としました。
消音効果比較
上がアコースティックギターそのままの音量の波形です。
下がアコースティックギターにサウンドホールカバーをつけた状態の波形です。
同時に弾いているわけではないですが極力同じ弾き方をしました。
-2dbくらいの違いとなっていて少しは消音効果があります。
ですが夜アコースティックギターを弾くための騒音防止対策としては厳しいかもしれません。
ハウリング防止
アコースティックギターにサウンドホールカバーをつける本来の目的はハウリング防止のようです。
アンプによって起こるフィードバックを抑制するという説明となっています。
自分達はアコースティックユニットなのでハウリングすることはほとんどないです。
音量が大きいバンドの中でアコギを弾く時に効果があるのかもしれません(未検証)
まとめ
・サウンドホールカバーは-2db程度の消音効果
・アコースティックギター夜間練習時の騒音防止には厳しい
・ハウリング防止には役立つかも
残念ながらあまり消音効果としては効果がなかったです。
アコギ夜間練習用にはサイレントギターが必要かも(切実)
TAKU