今回はフリーのプラグインではないですが、リズムトラックやアコギなどDAW全トラックに挿しているプラグインリミッターを紹介します。
目次
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ざっくりと機能を説明していきます。
フリーリミッター LoudMax
LoudMaxというフリーのプラグインを今でも使っていると以前に書きました。
アコギやウクレレの音圧を上げるのにガッツと温かみが出るのでおすすめです。
WAVESプラグイン
アコースティックインスト曲を作っている為そんなにプラグインは使わないですが、特にWAVESのRenaissance CompressorとL3-LL Multimaximizerは本当に良く使います。
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Audio Plugins for Mixing, Mastering & Recording | Waves
L3-LL Multimaximizer
WAVESのL3-LL MultimaximizerをDAWで立ち上げた全トラックで使っています。
クリアかつ音質もあまり変わらずに音圧が上がるので重宝しています。
CPU負荷
L3-LL MultimaximizerをDAW上でインサートした時のCPU負荷です。
タスクマネージャーで見ても、Studio One3全体で0.5%前後とかなり軽いです。
使用方法が簡単
フリープラグインのLoudMaxと同様に「THRESHOLD」のスライダーで音の大きさを調整して「OUT CEILING」のスライダーで出力レベルを設定するだけです。
「ATTEN」でリミッティングされた量を確認出来ます。
アコギ、パーカッションなどの各トラックでは、THRESHOLD:-3~-2db、OUT CEILING:-0.5dbなど整える感じで使います。
もう一度いいますが、音質があまり変わらず非常にクリアです。
これだけでミックス時の調整がかなり楽になります。
Master Release音質比較
Master Releaseでキャラクターをいくつか選択可能です。
「ARC」「Aggresive」「Warm」で音質比較してみます。
曲は以前に人工知能アプリで作った「Reckless Battle」という曲です。
分かりやすいようにTHRESHOLD:-6db、OUT CEILING:-0.3dbで少し多めにかけてみました。
ノーマル(元曲)
Master Release:ARC
Master Release:Aggressive
Master Release:Warm
機能補足
5マルチバンド帯域別調整
マルチバンドコンプレッサーのような使い方が出来ます。
いろいろ試してみましたが、かなり使い方難しいです。
L3-LL Multimaximizerの前段でイコライザー処理するので全トラックデフォルト設定としています。
ディザー
マスタートラックではなく各トラックに挿すので、Master Release以外は全く使いません。
全て「none」の設定としています。
詳しくはマニュアル参照↓
L3-LL Multimaximizerマニュアル
まとめ
Studio One3でプラグインとして使うと本当にCPU負荷が軽いです。
音質も破たんしにくいのでおすすめです。
TAKU