
「Multi Track Song Recorder」というiPhone、iPadアプリでジャズギターのフレーズを練習しています。
ジャズソロの短いフレーズを12キー全てで練習するときなど、かなり簡単な操作で自分で12キー分のバッキングトラックを録音しておいて、ソロの練習をすることが可能です。
「Multi Track Song Recorder」の仕様・使い方を説明していきます。
リズム練習時などには、ZOOM H1を使っています。
耳コピーにはiPhone、iPadアプリのmimiCopyがおすすめ。
目次
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ざっくりとした流れです。
Multi Track Song Recorder
App Storeから無料でダウンロード可能です。
もともとはMTR・マルチトラックレコーダーとして使うアプリだと思いますが、ギターソロの録音練習に使っています。
メンバーに伝えるためのデモトラックくらいであれば録音することも可能です。
マルチトラック・レコーダー(多重録音機)は、録音用機器の一つである。特に音楽制作に多用される。 テープ媒体やディスク媒体を用い、2トラック以上の複数の録音トラックの録音再生を行う事ができる録音機器である。通常のステレオ録音再生機と異なり、それぞれのトラックに対し、個別に録音、再生を選択する事ができるのが特徴である。
引用Wikipedia
使い方
基本的な使い方を説明していきます。
録音準備

録音したいトラックの ボタンを押します。

Input Gainを赤枠で囲ったスライダーで調整します。
右にスライドするほど大きく録音可能です。
iPhone付属のヘッドフォンマイクで録音する場合には大き目にしておいたほうが良いです。
録音後でもある程度は音量調整可能です。
録音

各トラックのRECORDボタンを押して録音します。
カウントが左側に4 ⇒ 1まで表示されてその後に録音が開始されます。

録音が終わったらSTOPボタンを押して録音停止します。
多重録音

ベースとバッキングなど複数のパートを入れておきたい場合、次のトラックに録音することが出来ます。
次のトラックのSTARTボタンを押すと、録音済みのトラックを聞きながら録音することが可能です。
トラック1に録音した音がそのまま別のトラックに録音されてしまうので、マイク付きのヘッドフォンで録音したほうが良いです。
トラック1の音はヘッドフォンで聞き、ヘッドフォン付属マイクでトラック2以降を録音する。
トラック録音消去

再度録音し直したい場合は、各トラックの右上にある マークを押下し、Delete Trackを押すと消去できます。
楽曲保存・読み込み

画面の1番下にある マークを押下し、Save Songsを押すとiPhone、iPad内に保存できます。
同じく画面の1番下にある マークを押下し、Load Songsを押すとiPhone、iPad内に保存したデータを読み込めます。
エクスポート

Dropbox、Emailなどにそのままエクスポート可能です。
各トラックばらばらにエクスポートすることも、ミックスダウンしてエクスポートすることも可能です。
メトロノーム

画面の1番下にある マークを押下し、Metronomeを押すとメトロノームを使う設定も可能です。
自分は練習で別のメトロノームを鳴らして録音しているので、このメトロノーム機能は使っていません。
利用シーン
短いフレーズを練習するときなどに使っています。
12キー分のバッキングを1つ目のトラックに録音して、次のトラックに短いフレーズを録音していきます。
4トラック分録音出来るので、1つ目のトラックはバッキング、2~4トラックはソロを録音することが可能です。
ストックしたフレーズを録音して練習するのがおすすめです。
まとめ
- 簡単に4トラック分多重録音可能
 - iPhone・iPadに保存、読み込み可能
 - Dropbox、Emailなどに直接エクスポート可能
 - メトロノーム利用可能
 - 多重録音時はマイク付ヘッドフォンを使ったほうが良い
 
練習するときにサクっと立ち上げて録音しながら練習できるので、簡単な操作というところがポイントです。
無料なのでぜひ練習に利用してみてください。
TAKU
        
