ジャズなどのソロを弾くのに耳コピーしてフレーズを覚えるのも良いんですが、まずコードトーンのみで弾くことを意識するとスムーズに弾けるようになってくると思います。
特にコードを決定する要素の3度、7度のみで弾けるように練習するとぐっと楽になってきます。
ソロなどを耳コピーする時、コード上の何度の音が鳴っているかが分かるようになると良いです。
今回は聴音(ソルフェージュ)で音感を鍛えるiPhone向け無料ソフトの使い方を紹介していきます。
目次
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ざっくりとした流れです。
ミューズ音感トレーニング
ミューズ音楽院から無料で iPhone・iPad向けソフトが出ています。
電車とか空き時間を利用して練習することができます。
沖縄にはモノレールはありますが電車はないです
家ではギターを実際に弾きたいので、外で利用できるこのアプリは重宝します。
アプリ概要
聞こえた音をゲーム感覚で回答していくだけで音感を鍛えるシンプルなアプリです。
単音と和音の出題が選択できて、聞こえた音をキーボード上で押すだけなので使い方は簡単です。
アプリを起動してすぐに難しい設定なく使えるところが続けられる秘訣だと思います。
レッスンを行った回数やカレンダー上でいつ行ったかを確認できるのでモチベーションもあがりますね。
単音練習の「Singleモード」、和音練習の「Harmonyモード」の2つのモードでトレーニングできます。両モードともアプリ上に表示されるキーボードから入力し解答します。
■Singleモード:クロマチックかスケールかを選択。クロマチックではキーに関係なく半音を含んだ単音列、スケールではそれぞれのルートから始まるダイアトニックスケールから出題されます。
■Harmonyモード:キーを選び、和音数を2音から4音までの中から選択。
アプリ開始方法
Lesson開始
左の「Lesson」ボタンを押します。
Single note
左の「Single note」ボタンを押します。
Scale/Chromatic
スケール上の音か半音階かを選択します。
♭3 ♭5 ♭7なども出題されるように「Chromatic」を選択します。
C~A♭
キーを選択します。
どのキーで練習しても問題ないですが、分かりやすいように「C」を選択します。
Note
1~4音同時に鳴らすことが出来ます。
最初は1音が良いと思います。
Question
5問か10問か選択可能です。
Tonic Sound ON/OFF
キーのトニック ルート音が出題前に鳴ります。
「ON」を選択します。
アプリ使い方
Tonic Soundが鳴った後、問題の音が鳴ります。
下の鍵盤で鳴った音を選択して「Answer」ボタンを押すだけです。
Tonic Sound「C」に対して、何度の音が鳴ったかを考えて回答すると良いかと思います。
合ってれば「Cool」、間違っていれば「Bad」となります。
回答した後の「Cool」「Bad」の音がちょっとモチベーション上がりますw
次の問題に進むには「NEXT」を押します。
正解率100%になるまでひたすら頑張ります。
耳コピー留意点
耳コピーで短いフレーズを覚えて、12キーで弾けるようになると良いと以前書きました。
フレーズを譜面に書くときも、全ての音符に何度の音か記載しておくと良いかと思います。
David Hamburgerが説明している50個のアドリブフレーズでも、コードに対して何度の音を弾いているか説明しています。
何度の音か把握しておくと、覚えたフレーズを12キーで少しずつ弾けるようになってくると思います。
Kurt Rosenwinkelクリニック
カート ローゼンウィンケルがコードトーンを用いた練習方法をレクチャーしています。
いろいろなパターンでコードトーンを用いて弾いてくれていますので参考になります。
日本語の字幕もついていますね。
まとめ
ミューズ音感トレーニング アプリで練習して、耳コピ時にベースの音やコードに対して何度の音が弾かれているか分かるようになると、かなり弾きやすくなると思います。
ゲーム感覚で楽しんでやってみてください。
TAKU
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