スケール練習してもギターソロでどうやって使っていいか分からないってことがあると思います。
ただスケールを1番下の音から上の音に順番に弾いていくのも退屈ですよね。
1つ飛ばしのスケール練習をすることで退屈な練習もちょっとだけ音楽的になりギターソロでも少しずつ弾けるようになってきます。
目次
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ざっくりした内容です。
メロディックマイナースケール
今回練習するのはメロディックマイナースケールです。
これを覚えるとかなりジャズでソロを弾くのが楽になってくると思います。
上の譜面を見ると分かると思うんですが、メジャースケールの3番目の音がフラットした形のCメロディックマイナースケールです。
正確にはハーモニックマイナースケールの6番目の音が半音高くなったスケールです。
オルタードスケールとリディアン♭7thと始まる音が違うだけで音の並びは同じです。
オルタードスケール
メロディックマイナーの7番目の音からスタートするスケールです。
メロディックマイナースケールと全く同じ音ですよね。
Bオルタ―ドスケールです。
リディアン♭7th
メロディックマイナーの4番目の音からスタートするスケールです。
Fリディアン♭7thスケールです。
3つとも同じスケール
上の例で分かる通り、始まる音が違うだけで全く同じ音のスケールです。
Cメロディックマイナースケール
Fリディアン♭7thスケール
Bオルタードスケール
Cリディアン♭7thスケール
Cリディアン♭7thスケールを一つ飛ばしで弾いていきます。
Cリディアン♭7thスケール指板図
Cリディアン♭7thスケールのギターの指板図です。
コード音(ルート 3度 5度 7度)とテンションがどの位置にあるか確認します。
Cリディアン♭7thスケール 1つ飛ばし
スケールの音を1つ飛ばして順番に弾いていきます。
どの音がコード音でどの音がテンションなのか確認しながら弾いてみて下さい。
Cリディアン♭7thスケール ソロ例
C7
F△進行のギターソロの例です。1つ飛ばしスケール練習の「ソ」から始める例と「ラ」から始める例です。
F△のルート音「ファ」に解決しています。
全く練習の通りで弾き始めの音を変えているだけですが、これだけでもなかなかソロっぽくなっていると思います。
Cメロディックマイナースケール
Cメロディックマイナースケールを一つ飛ばしで弾いていきます。
Cメロディックマイナースケール指板図
Cメロディックマイナースケールのギターの指板図です。
Cリディアン♭7thスケールと同様にコード音(ルート 3度 5度 7度)とテンションがどの位置にあるか確認します。
Cメロディックマイナースケール 1つ飛ばし
スケールの音を1つ飛ばして順番に弾いていきます。
1つの弦に4音出てくるところがありますので最初は慣れないかもしれないです。
同じようにどの音がコード音でどの音がテンションなのか確認しながら弾いてみて下さい。
Cメロディックマイナースケール ソロ例
B7 E△進行のギターソロの例です。
同じように1つ飛ばしスケール練習の「ソ」から始める例と「ラ」から始める例です。
E△のルート音「ミ」に解決しています。
全く練習の通りで弾き始めの音を変えているだけです。
慣れるまでは少しはずれている感じがするかもしれないです。
自分がはじめなれなかったです。
まとめ
1つ飛ばしのスケール練習を行うだけで必ずソロを少しずつ弾けるようになってきます。
最初は面倒に感じるかもしれないですが、メトロノームを使った練習をするとよいです。
録音しながら練習するとリズムなど自分の悪い部分が見えてきます。
けっこう退屈なスケール練習ですが、少しだけ実践的な練習になるのでおすすめです。
TAKU